キンメルが真珠湾壊滅の責任をとらされた悔しさで、死ぬ時に魂が時空をさかのぼり、もう一度やり直しをする。ハワイへやって来る日本の機動部隊を待ち伏せするのだ。 この作者には珍しく米軍を勝たせる気かと思いきや、米軍は零戦に叩きのめされ、からっぽになったハワイにまで攻撃をかけられるという、とても日本に都合のいい展開となる。 やっぱりね。それでないと霧島那智ではない。
(1997年11月1日読了)