読書感想文


爆笑大問題
爆笑問題著
講談社
1999年1月11日第1刷
定価1400円

 TV「爆笑大問題」で放送した漫才ネタを1冊にまとめたもの。「日本原論」(宝島社刊)のように初めから活字になることを想定したわけではないので、ちょっとリズムが悪い。ネタ自体はこのコンビらしいぶっとんだボケに的確なツッコミ。ただ、TV番組の構成をそのまま本に持ってきているために、なんだか散漫な感じがして読みにくい。ネタを番組の構成に合わせずに、本として読むようにもっと再構築した方がよかったのではないか。ちょっともったいない作りだ。
 やはり活字で笑わせるのとしゃべりを聞かせるのとは違うなあ。このコンビはそこらあたりはよくわかっているからこそ「日本原論」や「週刊プレイボーイ」の連載なんかは面白く読めるように書かれていると思う。それでもTV番組のネタを本にするととたんにリズムが悪くなるのだ。人を笑わせるのはほんとに難しい。

(1999年1月28日読了)


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