ぼやき日記


11月1日(月)

 今日は雨の中、天王寺動物園へ遠足。午前中は晴れ間も見えてよかったよかった。コアラというのはただ木につかまってもしゃもしゃと葉っぱを食うとるだけやんけ。可愛いけど、ちっともおもろない。それはそれとして、やっぱり動物園は楽しいなあ。私は動物園は大好きや。

 真鍋博さんの訃報に接する。死因は癌性リンパ管症。享年68。
 子どもの頃、未来社会を描いたイラストといえば、真鍋博か小松崎茂やった。画風は正反対。昔ながらの写実的かつダイナミックな画風の小松崎さんに対し、真鍋さんの絵はデザイン的で都会的なセンスにあふれたものやった。未来に対するモダンな香りは、他に真似のでけへんもので、無機質的で硬質の画風は星新一さんのショートショートにぴったりと合うていた。
 ミスマッチながら印象深いのは、創元推理文庫版の「レンズマンシリーズ」の挿絵やったね。「火星シリーズ」の武部本一郎さんや「スカイラークシリーズ」の金森達さんがスペースオペラにふさわしい挿絵をつけていたのに対して、真鍋さんはここでも頑として画風を変えず、純然たるスペースオペラの「レンズマン」に近代SFのモダニズムのムードを与えている。本来なら雰囲気が合わへんはずやのに、「レンズマン」といえば真鍋さんの挿絵のイメージが強く残る。編集部はどういう意図で「レンズマン」を真鍋さんの挿絵で飾ることにしたのか。そこらあたりの秘密を知りたいなあ。
 現在のSFイラストはどちらかというと武部さんの路線を受け継いだものか、手塚治虫さんの流れを組むマンガ系のものが主流になっているけれど、SFでしか表現表現でけへんセンスを持ったイラストというとやっぱり真鍋さんやないかとさえ思う。ただ惜しむらくは、その個性の強さから、亜流はおろか後継者足り得るイラストレーターが存在しにくいところやろう。そういう意味では、まさにone and only、真鍋の前に真鍋なく真鍋の後に真鍋なしという感じがする。
 「レンズマンシリーズ」は小隅黎さんの手によって全面改訳される予定と聞く。そやけど、イラストは変更せんとそのまま真鍋さんのものを残してほしい。「火星シリーズ」で武部さんの絵をそのまま残して再発行したみたいに。
 私たちにおしゃれでかっこいいSFのイメージを植えつけてくれた功労者が、また一人いなくなった。真鍋的なセンスを持ったイラストレーターは、果たして今後出てくるんやろうか。
 慎んで哀悼の意を表します。

11月2日(木)

 Amazon.co.jpが販売開始したそうな。年内は送料は無料。書評執筆者の一人としてbk1を応援したいところでありますが、送料無料のうちはAmazon.co.jpがbk1の購買層も吸収してしまうこともあり得るんやろうな。いよいよweb書店戦国時代の様相を呈してきた。どこが勝ち抜くのか。和書の場合、値引き合戦はでけへんから、どこまで付加価値をつけられるかというところやないかな。携帯電話とのリンクができるようにするとか、まあこれからいろいろなアイデアが出てくるんやろうね。しかし、本そのものの需要が厳しい折から、共倒れにならんようにいい競争をしていただきたいところですな。
 私としては品薄の本を出版社在庫だけでなく取次ぎのラインからも検索して注文した商品は必ず入手できるweb書店ならば大いに支持したいところでありますね。新本がないのなら、web古書店とも連動してなにがなんでも探し出す、とか。私は新刊書はたいてい実際の書店に足を運んで手にとってみるようにしてるんやけれど、たとえ大型書店でも、入手しにくい本は必ずある。そういう時にweb書店が必要になってくる。それだけに、リストに掲載されている本はなにがなんでも読者にとどけるという、これこそが一番のサービスやと思うんやけど。

11月3日(金)

 新刊書の帯に著名な作家や評論家が推薦文を書いたりしてますね。特に新人や、あるいは知名度がそれほど高くない作家の方の場合、信頼できる、あるいは知名度の高い人の推薦文が入っていると「お、読んでみようかな」という気になる。
 実は、今度その「帯推薦文」というのを書くことになった。というか、今日書いて送稿した。なんで私みたいな無名の三文零細書評家にそんな話がきたのか。なんでも作家さんのご指名やそうな。新人の方で、面識もない。おそらく「S−Fマガジン」かこのサイトをご覧いただいてのことやとは思う。ありがたいことです。
 ではあるけれど、書店でその新刊が平積みにしてあって「これは面白い。買って読め」(喜多哲士・書評家)てなことが書いてあるのを読んでも、ほとんどの人が「喜多? 誰、これ」と首を傾げるのやないやろうか。私自身、自分の知名度が低いことくらいようわかってます。最近「本の雑誌」でお仕事をいただいたおかげで少しは「この名前、どこかで見たことあるなあ。誰やったかなあ」と思うてくれる人も少しはいてるようになったんやないかとは思うけれど、それでもそんなに多数の人ではないでしょう。私が推薦文を書いたおかげでかえって売れへんようになったらどないしようと心配するくらいであります。
 しかし、そういうリスクを負いながらも指名してくれた方がいらっしゃったというだけで、私は嬉しい。嬉しいけれど、推薦文なんてどない書いたらええのやら、さっぱりわからん。非常に苦労しましたよ。いわば宣伝やからね。私にはコピーライターの才がないことを十分思い知らされた。
 もしかしたら没になるかも知れへんので(たぶん大丈夫やと思うけれど、まだ信じられへん)書名著者名は公表しません。ほんまに印刷されて書店に並ぶことがわかったら、ここでお知らせします。しかし、ほんまに私でええのか。なんで私に依頼する気になったのか、ぜひ知りたい。

11月4日(土)

 今日は仕事の後、所用で京都へ。夕食は外で食べることになった。河原町三条の牛丼屋で牛丼をつついていると、入り口が開いて女性の観光客らしき人がバス路線図を片手に店員に声をかけた。
「あの、5番のバスはどの停留所から乗ったらいいんでしょうか」
 ここで説明が必要なのは、河原町三条や四条河原町といった京都の中心部にはめちゃくちゃぎょうさんの路線バスが走ってて、行き先によってバス停がいくつかに分かれているということやね。この場合、「河原町三条」と表記のあるバス停がいくつかあって、彼女はそこで迷ったということやね。
 チーフらしき店員が対応し始める。「5番ですかあ」。「はい、永観堂へ行きたくて」。このチーフがまた頼り無い。知らへんのやったら「よそできいて下さい」とでも言うたらええのに相手の持ってる路線案内図を見ながらああでもないこうでもないと思案しておる。私は飛んでいって説明してやりたかったけれど、客がいきなり入るのもなんやから、カウンターに入ってるバイトらしき若い男性に「あのな、5番に乗りたかったら、あそこの本屋と映画館の前のバス停か、歩いて三条京阪まで行くか、どっちかやろ」と声をかけた。その店員は「はあ、そうですか」と返事しただけ。ええい、鈍感な奴。「あのねえ、あんた、わかったんやったら早よあっちへ行って教えたげなはれ!」。それでやっと理解した店員は慌ててチーフのところに行って「あの、あそこの本屋と映画館の前の……」と教え始める。戻ってきて「ありがとうこざいました」と礼を言うあたり、全くもののわかってない人やないみたい。
 まあね、アルバイトやった地元の地理に不案内なんは仕方ないやろう。そやけど交差点の角近くにでかい看板掲げて商売してるんやったら道案内の一つもできるようになっておいてほしいもんやね。わからへんのやったら、あのあたりは他に昔から店を出してるところもかなりあるんやから、自分で解決しようなどという無謀なことはやめてよそできいてくれとなんで言われへん。おのれの無知を人にさらすのが恐いのかなあ。知らんものは知らんと言わへんと、道を訊ねてる観光客まで混乱するやろう。そのほうがかえって失礼やと思わへんのかね。
 なんで牛丼を食べながら道案内のアドバイスをせんならんのか。全くわけがわかりません。

11月5日(日)

 妻が誕生日を迎えるので、何か今年も贈り物をと考えた。結論、オタクな妻にはオタクな贈り物を。以前、昔のアニメ「ボトムズ」のサウンドトラックCDを贈ったことがある。彼女の一番好きなアニメやねんな。それならば、今度は「ボトムズ」のDVDにしようかと探したけど、これがまだDVD化されてないのか見つからへん。ふと見ると、「宇宙戦艦ヤマト」のDVDボックスセットがあるやないか。常々妻から彼女が最初にハマッたアニメが「ヤマト」やと聞いてたんで、これを買おうかと思う。ところが、「ヤマト」のDVDには「劇場版宇宙戦艦ヤマト」「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」もある。この2枚にしといたら、ボックスセットよりはうんと安くつく。
 一瞬、悩む。そやけどここで私は妻がオタクやということを再度思い出した。編集版で切り貼りの「劇場版宇宙戦艦ヤマト」よりもテレビ放映分のコンプリートの方が彼女の思い入れが強いはず。しかもボックスセットには「パイロットフィルム」や第2話の本放送と再放送の2ヴァージョン収録などマニアックなおまけがついている。ここは多少高くついてもボックスセットにせんといかんやろう。
 ありがたいことに、妻は欣喜躍雀狂喜乱舞。さっそくiMacにDVDを挿入して嬉しそうにツッコミを入れながら見ている。どのセリフもすらすらと口から出てくる。テレビから音声のみをカセットテープに録音してせんど聞いてたというんですな。そうですそうです。我々の世代はビデオデッキなんか高嶺の花。私も「未来少年コナン」でやってました。いつもは昼寝をする時間になってもモニターの前から動かへん。興奮して眠気も吹っ飛んだかな。
 私は当時裏番組の「アルプスの少女ハイジ」派やったんで、「ヤマト」には思い入れはない。というよりも、実は全部通して見たことが未だにない。「機動戦士ガンダム」(いわゆる「ファーストガンダム」ね)は必死こいて見てたけど。それでも、妻の思い入れはよくわかる。
 もう四半世紀前のアニメやけれど、これが妻のオタクとしての原点、いや、妻だけやあらへん。我々の世代のそれやということに異論をはさむ人はそういてへんと思う。この際ですから、私も妻から借りて通して見てみようかな。
 そんな時間がどこにあるねん!

11月6日(月)

 昨日の日記で時間がないなどと書いておきながら、今日は梅田のサンケイホールまで落語を聞きに行く。同僚がチケットが当たったけれど行かれへんので私にまわってきたと、まあそういうわけ。米朝師匠の落語は、機会を見つけて1回でも多く聞いておきたいからねえ。今日は「一文笛」。なまで聞くのは初めて。ざこば師匠の「厩火事」、吉朝さんの「ふぐ鍋」もよかった。その分、もの書きの仕事はちゃんとしますよ。MさんSさん安心してね。

 10月25日の日記に「眼鏡を修理に出している」と書いたけれど、眼鏡が帰ってくるのに2週間から下手したら1ヶ月はかかるというので、とうとう新たに予備の眼鏡を買うことにした。いくらなんでも度付きのサングラスをかけて夜道を原チャリで走るのには限界がある。暗い道をより薄暗くしてどないすんねん。事故のもとです。家に帰ってから本を読むのにしたって、蛍光灯の下でサングラスはいかがなものか。寝る前に眼鏡をはずして「おおこんなにこの部屋は明るったか」と驚く毎日。限度というものは、ある。
 そこで駅前の安い眼鏡屋に行く。予備の眼鏡やから上等はいらん。ところが、ええフレームを勧められてしまうんだ。いや、今修理に出してる眼鏡みたいなブランド品やないよ。眼鏡のつるに外バネがついていて外部から負荷がかかっても、つるが折れたりする心配がない。これはよろしい。形状記憶合金のものも勧められたけど、折れる確率を考えたら外バネの方が信頼できそうなんで、そちらにする。これで職場で生徒に眼鏡をなぶられても大丈夫。
 ところが、こういう便利なフレームやから、けっこうええ値段がするんですわ。おまけに私の眼はかなりきつい近視の上に乱視がかかってるんで、安いレンズやと牛乳瓶の底みたいに厚くなってしまう。薄くてすむレンズは、これがまたええお値段。結局予備の眼鏡、やなく普段使いの眼鏡として使うことにした。修理中の眼鏡はよそいき用。そんなつもりやなかったんやけれどなあ。
 そやけど、外バネの眼鏡は、着脱も楽やしなかなかよろしいな。これで当分は眼鏡を新調することもなかろう。なにしろ眼鏡は小学校3年生から私の体の一部、顔のパーツの一つ。一生おつき合いせんならん。なるべくええのを使うて長持ちさせんとね。

 時間がないといいながら、明日は所用で遅くなり、更新できません。次回更新は水曜深夜の予定です。

11月8日(水)

 昨日、一昨日と夏みたいにぬくかったかと思うと、今日は冬がきたなというくらい寒い。いくら体温調節に鈍感な私でも、体調がたがたになるよ。

 しかしいろんなことが一気に起こりますな。日本赤軍なんか私の中では死語になっておったぞ。うーむ、まさかあの重信房子が大阪府下にいてたとは。「よど号事件」「浅間山荘事件」みんなみんな子どもの頃のできごとやもんなあ。50代の方なんか感慨深いものがあるかもしれへんけど、私の世代やと、過去の亡霊でも蘇ってきたみたいな感覚と違うやろか。さらにその下の世代やと「誰、それ」となるやろうね。だいたい「日本赤軍」はおろか、「赤軍」というもの自体知らへんのと違うやろうか。高校生以下になると「ソ連」がわからへん人もいてるのと違うかな。
 「ソ連」が消滅した時に、私は中学校で講師をしていた。ちょうど世界地理で「ソ連と東ヨーロッパの国々」というところを教えようかという時にゴルバチョフは監禁される、エリツィンは洗車の上で演説をする。そんなときに教科書通りに「ソ連にはコルホーズとソフホーズがあって……」てな授業はできません。同じ学年を教えてる同僚と相談して、後回しにし、情勢が落ち着いてから教えようということになった。ところがこれがちっとも落ち着かへん。オセアニアから南極まで全部すませたところで見切り発車。ともかく「ソ連」なんて国はなくなってしもうたんやから、「AERA」の特集号やらその日の新聞やらを持ってきて「とりあえず今はこういう情勢や。明日はどないなるやわからん」というような授業をした憶えがある。
 あれから10年。あの時教えた生徒たちはもう23歳くらいか。今の高校3年生は当時8才。かろうじて「ソ連」という国があったという記憶はあるか。やっぱり「赤軍」は知らへんやろうな。ましてや「日本赤軍」は。
 しかし、20世紀が終わろうとしているちょうどその年に四半世紀前の学園紛争の大物が逮捕されたわけやからね。偶然とはいえ因縁めいたものを感じてしまうな。

11月9日(木)

 最近いろいろな方からメールをいただいておりまして、実にありがたいことです。はげみにもなります。ただ、最近忙しくてなかなかお返事が書けません。申し訳ないです。ちゃんと読んでおりますので、お返事はもう少し待ってて下さいね。

 向坂松彦さんの訃報に接する。NHKの相撲中継で長く活躍してはった方。NHKの相撲アナウンサーというと、北出清五郎さんや杉山邦博さん、石橋省三さん、現役の内藤勝人さんなどていねいで細かなところまで描写するタイプの人がメインになることが多いんやけど、向坂さんの場合は、基本的な動きはもちろんきっちり押さえてるけれど、どちらかというと大胆な実況をするアナウンサーやった。力士の話題を解説の玉の海さんや神風さん、若瀬川さんたちとしている時の弾んだような声が印象に残る。相撲が好きで好きでたまらないというのが表面に出る。むろん他のアナウンサーたちも相撲が好きなことでは向坂さんに負けへんかったと思うんやけれど、NHKのアナウンサーというのはそれをあまり表面に出さへんようにしているみたい。そういう意味では、向坂さんは民放のアナウンサーに近い感じの人やったかもしれへんね。
 元佐田の山の出羽海親方(現在は境川親方)との共著で相撲のガイドブックを出してはったけれど、初心者にもわかりやすいもので相撲に関する知識の深さをうかがわせる好著やった。NHKを定年退職した後も実況を続けたりもしていた。
 私は北出−玉の海コンビの実況から相撲中継の面白さに触れていったんやけれど、その頃の向坂さんは中堅どころ。端正な北出さんの実況とはまた違う明るさがあって、印象に残った。ちょうど千代の富士全盛期にトップとして活躍してはったんで、その時分に相撲ファンになった人にとっては向坂−若瀬川コンビから相撲の奥深さを学んだ人もいてるんやないかな。
 享年66。先輩の元アナウンサーの多くがご存命で相撲の雑誌に健筆をふるわれているだけに、向坂さんの死はまだまだ早すぎる。
 慎んで哀悼の意を表します。

11月10日(金)

 長年愛用してきたデジタルカメラ「カシオQV−10A」の調子が悪くなってきた。「ミクロ」と「マクロ」のモード切り替えがスムーズにいかず、普通の写真を撮ろうとしてもぼけぼけになってしまう。夏のSF大会でせっかく野尻抱介さんが星雲賞トロフィーを手にポーズを決めてくれはったんに、結局撮られへんかったりして「こらもうあかん」と思い始めた。
 修理に出してもええんやけれど、なにしろデジタルカメラ初期の名器とはいえ25万画素やからねえ。使い勝手がええのに撮った写真はまるでモザイク写真というのは、現在ではかなり物足りん。
 だいたい私の「カシオQV−10A」は買うたもんやないんですわ。「別冊宝島」のアンケートハガキを出したら、それに懸賞がついてて、なんとあたってしもうたというわけ。困ったことに私は当時パソコンを持ってへんかった。せっかくカメラで写してもテレビでしか見られへん。そのうちプリントアウトをする必要ができてきた。おがわさとし君が「ビッグコミックスピリッツ」で漫画家デビューしたのでそのお祝いのパーティーに出席したんやけれど、誰一人カメラを持ってきてへんかったんで、その時の記録写真は私のデジタルカメラで撮ったもののみ。プリントアウトしておがわ君にあげたい。どうしよう。ええい、パソコンを買うてしまえ! 
 そのあとはネットの海に漕ぎ出し、わずか1ヶ月ちょっとでホームページを開き……。今では原稿もメールで送るようになったわけで、もうパソコンは必需品。そのきっかけが懸賞で当たった「カシオQV−10A」というわけです。
 あの時、アンケートハガキの商品を選ぶ欄でデジカメに丸をつけてへんかったら、どない変わってたか。「そっちの値段の高い方にし!」と私に言うたのは妻でありました。あの妻の一言が私のライフスタイルに変更を加えたんでありますね。
 そんな思い入れの深い「カシオQV−10A」であるけれどもやね、やっぱりね、時代の波にはあらがえません。
 明日から「京都SFフェスティバル」。今年はロバート・J・ソウヤーもゲスト参加するということやから、この際デジカメも新調してええ写真を撮ろうかと決めた。新しいカメラは「カシオQV−2300UX」。211万画素。なんでこれにしたかというと、姿形が「カシオQV−10A」に似ているからなんですな。後継者なんであります。なんかいろいろと機能もついてるけれど、使いこなすまでには時間がかかるか。とりあえず明日はフルオートで撮ることにしよう。このページを美しい写真で飾るぞよ。御期待を乞う。

 てなわけで、明日は「京都SFフェスティバル」に参加。前泊から行きますんで、次回更新は日曜の深夜の予定……やけれど、果たして書けるやろうか。へたしたら月曜深夜になるかもしれへん。とにかく明日の更新はお休みです。


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