ぼやき日記


5月21日(日)

 今日は「たちよみの会」例会。湯川光之さんが参加して下さった。久しぶりに話し相手がいて嬉しかったよう。
 湯川さんに教えてもろうて驚いたんやけれど、京都でも有数の古いクラシック音楽喫茶店である「みゅーず」が今月の頭に閉店していたという。客足は少しずつ鈍っていたらしいけれど、今のところ立ち行かないというほどでもなかったそうな。将来を見越しての閉店ということらしい。「丸善」の閉店以後、加速度的に河原町界隈から知的な薫りが消えていくように感じる。
 例会の会場にしている「フランソア」は今日も一杯のお客さんやったから、まだ大丈夫やと思うけど……。
 カラオケや総合アミューズメントビルばかりが増えて、書店や純喫茶が減っていく。時代の流れというたらそれまでやけれど、嫌な流れではあるなあ。

5月22日(月)

 今日も風邪はたいしてよくならない。朝から少しきつめの風邪薬を呑み、出勤。予定では体育祭の準備ということやったんやけれど、天気がよく、これを逃すと好天で体育祭がでけんようになるという判断からかいきなり本番ということになった。
 私は担当している障害児の出る種目にはりついて写真を撮るという役割。風邪薬が効いている間はええけど、効き目が薄れると鼻水がじわりとにじんでくる。
 グランドは真夏のような暑さやというのに、私は鼻をぐずぐずいわせてる。こんな場違いなことはないわい。
 と思うたら、やはり鼻をかんでいる生徒がいたりして、場違いは私だけやないみたい。雨が降り続けたと思うたら一気に夏日というこの落差のせいで体調が整わんという人はけっこういてるみたいやなあ。
 生徒たちは待ちに待った体育祭を満喫していたから、まあええけど。そやけど、風邪でふらふらになりながら私も頑張ったんやから、明日からの授業にぼこぼこ欠席したらあかんぞ、生徒諸君。

5月23日(火)

 昨日の好天から一転して、今日は雨天。最高気温もぐっと下がり、半袖では肌寒いと体育の先生が言うてはった。私は風邪が治り切ってへんから長袖を着て暑ければ腕まくりをするというスタイルで対処した。しかしなあ、昨日と今日とで8゜Cも違うんやで。これでまた風邪ひきの生徒が出てくるんやろうなあ。

 ところで、今週の「週刊プレイボーイ」では堀北真希のグラビアが巻頭を飾っていたけれど、冬樹蛉さんはもう見たかな?  私は巻頭よりも巻末の加藤夏希ちゃんが綾波レイのコスチュームに身を包み、完全にアヤナミに成り切ってしもうている写真にしびれたぞ。なんというんやろうか。現実に存在し得ないものがそこにあるという、そんな感じがするね。日本国中探しても「普通の女の子」役が絶対似合わんかわりに現実にないはずのものを具現化させたら右に出る者は加藤夏希ちゃんの他には栗山千明ちゃんくらいなんやと改めて実感させられたなあ。いくら堀北真希が独自の存在感のあるべっぴんやというても、結局は人間の域は超えられん。
 そやからやねんなあ、加藤夏希ちゃんが一般受けせんのは。栗山千明ちゃんもそういう存在なんやけれど、タランティーノのおかげで「別格な人」という認知が一般になされるようになってしもうたんで、受け入れられるようになった。こうなったら夏希ちゃんはスター・トレック・シリーズでレギュラーになるとか、そういう形で一気に形勢を逆転するしかないやろう。いや別に夏希ちゃんが一般に認知されることを望んでいるわけやないんやけどね。あくまでどこか人目から少し離れたところで異彩を放ち続けてほしい。
 筒井康隆さんの「七瀬」シリーズを映像化するんやったら、やはりほんまに超能力のありそうな加藤夏希ちゃんやないかと私は思うんですけどね。いや、筒井作品やったら七瀬よりも「パプリカ」の方がより似合うか。

5月24日(水)

 風邪はかなりましになって、家に帰ってからすぐに寝転がるほどしんどかったのが、そこそこ動けるようになりました。あと2日で休みじゃ。がんばろう。

 大相撲の番付編成会議で、夏場所に幕下優勝した下田の十両昇進が見送られたという報道を目にした。この下田は日本大学出身で、アマチュア時代に大きい大会のタイトルを多くとっているから、幕下15枚目格の位置からデビューした。実はこの15枚目という地位には大きな意味がある。15枚目以上の地位の力士が7戦全勝したら、優先的に十両に昇進できるという決まりがあるわけです。下田が15枚目格付け出しでデビューを許されたということは、そこで全勝したら関取になってもええよというお墨付きをもろうたようなもんで、実際に全勝してその実力を見せつけたというわけやね。
 そやのに、協会の審判部は「十両から陥落する力士が少なく、幕下筆頭で勝ち越した力士を優先することにした」として下田の十両昇進を見送った。北の湖理事長は「幕下15枚目格付け出しということは、15枚目の力士より下ということ」と苦しい弁明をしている。そんな言い訳をするんやったら、16枚目格付け出しということにしといたらええやんか。
 相撲界は現在外国人力士が活躍していて、日本人力士の新しいスターが誕生することが求められている。それやったらなおのこと、下田を規定通り十両に上げたらええのにと思う。初土俵の翌場所には関取になっていたというのは話題としては申し分ないし、下田に実力がないのに上げるんやったらともかく、幕下上位の関取候補たちを蹴散らしての優勝なんやから文句はないはずや。
 審判部長の放駒親方(元大関・魁傑)は、「番付には運不運がつきもの」ともいうている。確かにそのとおり。例えば白鵬が十両入りした時は、公傷制度の廃止にともなって幕内力士の数を増やしたから普通やったら上がられん成績やったのに十両の座を手にしている。十両入りしてからは堂々たる成績ですぐに幕内に駆け昇り、若くして大関の座を射止めるにいたった。新大関で優勝したけれど、横綱朝青龍は途中休場していた。白鵬には強運があるとしかいいようがない。
 下田には運がなかった、ですましててええんかなあ。こういう不運はけっこうあとに尾をひくもんで、下田が今後何かと悪い巡り合わせになるということもあり得る。ここは十両下位で負け越した力士を幕下に落してでも下田を十両に上げ、その実力を評価すべきやなかったか。力士の評価はこの番付というもので格付けされるわけやからね。
 それにしても、下田は気の毒やったなあ。これにめげずに逆に奮起して、来場所は文句なしに十両入りを決めてほしいもんです。

5月25日(木)

 朝起きたら、左目がなにやらうっとおしい。鏡を見ると、まぶたがはれていてうっすら赤くなっている。虫刺されか疲れ目か。
 私は小さい頃はほんまに目が弱くて、結膜炎になったりすることもあったし、小学生の頃は京都弁でいうところの「目いぼ」(大阪では「目ばちこ」、東京では「ものもらい」)がひんぱんにできて、目医者さんにお世話になることも多かった。ひどい時にはまぶたを少し切って膿を出したりしたこともある。
 高校生くらいから目にはあんまりこなくなったかわりに視力はがたがたに落ちていた。もっとも、テレビの見過ぎ本の読み過ぎ近くば寄って目にも見よという原因が大きいわけですが。
 今日の目のはれの予兆はあった。先週末、鼻水が止まらんというような状態になっている時、左まぶたが微妙に震えてるように感じたりしてたんですな。そんなことはおかまいなしで仕事ではノートパソコンの液晶画面をにらみ、休日にはハードディスクにたまったビデオをどんどん見、毎朝2本はアニメを消化し、夜はテレビでナイターを見、寝る前にはパソコンのモニターを前に毎日アホなことばかり書いている。これで目が悲鳴をあげなんだらおかしいわな。
 気休めに目薬をさしたけれど、これは春先にさす目がかゆくなるのを抑える目薬やった。疲れ目用の目薬を新たに買うべきやったな。
 というわけで、目に負担をかけんように今日はこれくらいでやめておこう。もう十分書いてますか。まあそう固いこと言わんと。

5月26日(金)

 再修理に出ていたノートパソコンがようやく手元に戻ってきた。メーカーのもとでは問題なく動くけれど、念のため接触不良箇所とおぼしきところの再点検をしたと先日電話があった。そんなん知らんがな。まあ別に私が嘘をついているというような口調やなかったから、別に腹もたたなんだけれど。
 帰宅して野球中継を見たあと、ネットにつないで起動。起動画面がくっきりあらわれて起動開始。ああよかった。いくつかソフトをインストールし、さっそくカスタマイズする。これで自宅と職場とどちらでも使えるノートパソコンができたわけやね。ハードディスクが2枚き言っている関係で少々重いから、基本は自宅においておいて使うことになるやろう。
 職場で作った文書をメモリスティックに入れておいて、休みの日に加工することもできる。あんまり家に仕事は持って帰りたくないけどね。
 さあて今度は今使用している骨董Macを最新機種に変える番やな。これも検案事項ではあるんやけれど、そうそう金を使いまくるわけにもいかんし、まだしばらくはこのMacを使用することにしよう。ホームページ作成および更新と写真加工、メールチェック位しか今のところ使うてへんもんな。
 帰ってきたノートパソコンがあったら、たいていのことはそちらでできるから、Macを新機種にする必要性がなくなったといえなくもない。思えばぜいたくな環境になったもんです。

5月27日(土)

 なんで読書が進まんのかというと、電車に乗る時間が少ないからなんやということで妻と意見が一致した。特に今は家にいたらHDDレコーダーに保存しておいた番組をとにかくどんどん見んといかんので、本を読むよりそっちの方に時間を割くことになる。
 今日は所用で一人京都に。行きの電車では少し寝たけれど、帰りの電車ではしっかり本を読めた。通勤の場合、勤務先が自宅と近いので電車に乗っている時間は正味5分程度。あとは歩いているか乗り換え待ちをしているかというくらい。本を読みはじめたと思うたらすぐに駅に着いてしまう。
 というわけで、今日は久しぶりに「読書感想文」をアップ。明日は明日で今晩から朝にかけて録画したアニメやら特撮やらを午前中に見て、午後からは野球を見て、夕方は疲れて寝てしまい、などという1日を送るような気がする。まあ、野球をリアルタイムで見ている時はCMの間など、けっこう読書に時間を割くことはできるんやけれどね。
 電車通勤って、意外に貴重な時間をくれてるのかなあ。満員電車の鮨詰めとなるとそうもいかんやろうけれど。

5月28日(日)

 昨日予想した、今日1日の過ごし方はずばり的中。ただし、疲れ果てて寝てしまうところは、野球を見ている間にうとうとしてしもうたというところがちょっとだけ違うけれど。
 ここまでみごとにその通りになるというのは、なんかものすごく情けない気分になるぞ。もっと建設的な1日を過ごせんかなあ。例えば、疲れを取るために寝るとか、疲れを取るために寝るとか、疲れを取るために寝るとか。
 他にええ休日の過ごし方は思いつかんのかのう。
 まあ、半日アニメを見ていて感じたのは、声を聞いてすぐに声優の名前がわかるのは顔も出している、あるいは出して活躍していた人の声が多いということ。「六番目の小夜子」の松本まりか、「特捜戦隊デカレンジャー」の菊地美香、元アイドルの宍戸留美、言わずと知れた加藤夏希などなど。逆に声優専門でやっている人たちの声に強烈な個性が少ない。昔は声に特徴のある人が俳優の仕事のひとつとして声だけの出演をしていたというような歴史があるだけに、顔も出している人が声の出演をするということは、やはりその声に特徴があるから起用されるというようなことがあるのかもしれん。
 あ、声優やないと一発でわかったのは堂本光一! 「獣王星」というアニメで主役をしているんですが、「なんか一本調子やな。若手の声優が抜擢されたんか」と思うたら彼でした。前回まではあの「名探偵コナン」の高山みなみが少年時代を演じていたから、その演技力の落差に泣けてくる。
 出演作品の数では能登麻美子がトップにくるんやないか。何を見ても出演しているから驚くぞ。

5月29日(月)

 今日、大きな容量のデータをDVDに保存しておきたいと思い、職場で使うているノートパソコンにDVD−Rを入れた。パソコンにはデフォルトでDVDにデータをコピーするソフトも入っているから簡単にことはすむと思うていた。ところが、DVDのドライヴは読み取ろうとしながらもそのディスクがDVD−Rと認識してくれへん。ソフトを立ち上げてコピーしようにも「ディスクドライブは空です」とかぬかしよる。「入ってるやんけえ」と独り毒づきながら何度も入れたり出したりするけど、認識してくれん。これは家から持ってきた「ビデオ用」のDVD−Rやからあかんのかと、「PCデータ用」のDVD−Rを買うてきて入れるけれどこれも認識しよらん。
 ネット検索で対策を調べてみたけど、「ディスクが傷ついている」か「ドライヴが書き込み用のものでない」か「コピーソフトがインストールされてない」のが原因であろうから確かめろというような答えばかり。私の新しいノートはDVD/CD RWドライヴで、コピーソフトもDVDコピー対応のもの。ハードもソフトも問題ない。ディスクはパックに入っていたもの全てを試してみたけど、どれも認識せん。いずれも今日封を開けたばっかり。
 「ディスクドライヴにディスクが適合してない場合もあるからメーカーに問い合わせましょう」とあるけれど、松下のドライヴやからソニーのDVD−Rとは相性が悪いんかなあ。そんなことないと思うけどなあ。
 というわけで、解決法が見つからず、夕方職場から掲示板に書き込んでお願いしてみた。いやほんま、どないしてええもんやら。アドバイスがあれば、掲示板でもメールでもええんでなにとぞ教えて下さい。よろしくお願いします。

5月30日(火)

 昨日の日記に書いたDVD−Rの件ですが、掲示板にてご教示いただき、たとえDVDの書き込みがでけんディスクドライヴしかついていないパソコンでもDVDも書き込めるコピーソフトが入ってるということがあるそうですね。ううむ。わざわざ外付けのDVD−RWドライヴを購入するか、CD−Rに小分けにしてデータを保存するか、ってところですか。とりあえずしばらくはハードディスクにいれておこう。とはいえ、教材として生徒用に使う場合はやっぱりDVD化しておいた方が使い勝手がええからなあ。悩むところです。

 俳優の岡田真澄さんの訃報に接する。死因は食道ガン。享年70。
 岡田真澄さんというたら「まもるくんのパパ」ですわ。あとは日本人では岸田森さんと好一対のドラキュラ役者、という印象が強い。あら「まもるくんのパパ」を知りませんか。あなた、「マグマ大使」見てへんなあ。幼稚園児であった私の目に刷り込まれた印象というのは生涯消えんもんらしい。Pプロ製作の実写版「マグマ大使」で、地球がピンチになった時にマグマ大使を呼ぶのは江木俊夫扮する「まもるくん」やったわけやけれど、ジャーナリストであるパパが「まもるくん」やマグマ大使に負けん活躍をして、これがまたかっこよかったのですよ。
 実は同時期にやっていた「ウルトラマン」のハヤタ隊員はあんまりかっこよくなくて、子ども心にも「まもるくんのパパ」の方がヒーローっぽく感じられたのでした。それ以来、どんな番組に岡田真澄さんが出ていても「あ、まもるくんのパパや!」と反射的に思うようになっていたのでした。子どもの頃に焼きついた記憶というのは恐ろしいもんやね。
 というわけで、私にとっては岡田真澄さんの訃報は「まもるくんのパパ」の訃報なのです。あなたのおかげで地球はゴアの魔の手から逃れることができたのです。冗談やなく、それくらい「まもるくんのパパ」は当時の子ども番組に出てくる「父親」たちから隔絶したかっこよさやったのです。よう考えたら岡田さんは当時31歳か。それで父親役を引き受けたんやから二枚目俳優としては決断がいったんと違うかな。そう考えるとよけいにすごいなあ。
 謹んで哀悼の意を表します。

5月31日(水)

 サンテレビのキャラクター「おっ!サン」をしげしげと見ていて、なんか他人とは思われんような気分になってきた。
 眼鏡をかけて鼻下にヒゲをたくわえているというだけやなく、目の大きさのバランスや少し垂れた眉毛の形まで、なんとなーくに似ているんであります。
 そのことを妻に言うと、「そう言われたらそうやわ」と同意されてしもうた。「おっさんやし」。あららら、そこまでいっしょですかい。
 こうなったら、携帯で撮った自分の写真をサンテレビに送りつけ、「おっ!サンテレビ」のキャンペーンおっさん(略称・キャンオサ)に起用してもらおうか。太陽のかぶりものをかぶった「生おっ!サン」がタイガースの野球中継の度に甲子園のグランドでトラッキーとからむというのはどうですか。キャンオサに起用されたら、タイガースの優勝特番にも呼んでもらえるかもしれん。
 皮算用はともかく、肖像権を侵害されたと思うくらい「おっ!サン」は私に似ている。キャラクターを作ったデザイナーは、もしかしてこの日記を読み、写真を参考にしたな! そういえば太陽の色はこの時私が着ていたスタジャンの色に似ておる!
 被害妄想はやめましょう。ともかく、タイガースの試合を完全中継してくれるテレビ局のキャラクターに似ているというのは嬉しいようななんというたらええのか複雑な気持ちではあるね。
 ところで、ほんまにキャンオサに起用してくれへんやろか? タイガースの優勝特番に出してくれるんやったら、なんでもやりまっせ。


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