ぼやき日記


4月11日(日)

 朝9時頃、電話がかかってくる。こんな時間に誰やろかと出ると、「鮭山鱒子選挙事務所ですが、投票には行かれましたでしょうか」という。私が「まだです」と答えると「ぜひ投票に行って下さい。知事には『鮪川鰹』をよろしく」という。私はしばらく絶句したね。
「当日の選挙活動は選挙違反ではないんですか」。
 非難の意味を込めて言うと、相手はいけしゃあしゃあと「いえ、これは棄権防止を呼びかけているんです」。おいこら、特定の候補者の名前を挙げて投票せいというのが単なる棄権防止か。
「それなら鯛田蝦夫さんの名前もいわんならんでしょう。他の候補の名前も全部並べんとあかんのと違いますか」。
 これに対して運動員の男は言葉に窮したように黙ってしまう。
「新聞に投稿していいですね」。
 そう私がいうと、困った口調で「『鮪川さんをよろしく』と言ったのがいけなかったんですね。『鮭山鱒子選挙事務所です』とだけ言えばよかったんですね。わかりました。申し訳ございません」となにやら自分の言い方が悪かったことをもごもごと弁解するようにして電話を切りよった。
 これは明らかに「棄権防止」を隠れ蓑にした選挙違反やないか。こういう選挙活動に対しては、法律上は必ずしも違法にはならんのかもしれけど、やり方がいかにもせこい。実は鮭山鱒子候補には投票しようかなという気でいたのであるが、そんな気持ちは雲散霧消。
 しかし、あんな電話で1票でも上積みできるんやろか。私には完全に逆効果でしかなかったぞ。浮動票を馬鹿にしてはいけませんぞ。

4月12日(月)

 珍しく「ビッグコミックスピリッツ」なんぞを買う。おがわさとしさんの「木の時間・第2話」が掲載されてるからです。
 第1話が掲載されたのが去年の9月やから半年ぶりの登場(
昨年9月8日の日記参照)。と思うたら、なんと来週号には第3話が載るらしい。いったいどないしたんや、おがわくん。もしかしたらこれは去年の京都SFフェスティバルの合宿で「トーンを貼る場所ないかなあ」などと言うて空き部屋を探してもろうてた時の、あの原稿ですか。
 「S−Fマガジン」でおがわくんのイラストのファンになった人もいるかもしれんね。彼の本業は漫画家なのです。というても商業誌に掲載された漫画はこれで3作目という寡作の人ではあるが。そやから、まだおがわくんの漫画を読んだことのない人も多いかもしれんね。宣伝しておこう。読みなさい。こんなページを読んでる間があったらお近くの書店、コンビニ、駅売店へ走れ!
 で、感想めいたことを書くと、第1話よりずっといい。第1話を読んでなくても大丈夫。彼の描く女の子は、私はデビュー前どころか20年前の高校生のころから好きやったんやけど、今回の真弓ちゃんの表情が生き生きしてていいぞ。深夜に桑の木の下で出会った小学生に振りまわされる真弓ちゃんの、ふくれながらも彼の言動を気にしてるところとか、微妙な表情が、いい。「S−Fマガジン」では男の子を描くことが多いおがわくんやけど、彼の本領は女の子にある。
 しかしまあなんやね。おがわくんの絵というのは完全に「ビッグコミックスピリッツ」の中では浮いてるねえ。ええとそれから、「木の時間」はSFでないので「SFはちょっと……」という人でも大丈夫です。大丈夫て、なにがやねん。

4月13日(火)

 「ネムキ5月号」(朝日ソノラマ)を買う(そういうタイトルの漫画雑誌なんです)。表紙に川原由美子の「観用少女」の絵が描かれていて、タイトルもでっかい字で書かれているのに、肝心の漫画が載ってない。目次を見ると作者の都合で掲載できませんでしたというようなことが書いてある。何らかの事情で原稿が間に合わんかったんかな。
 しかしこういうときの編集部というのは大変やろうなあ。一番大きく陳列してる商品が品切れになってしもうたというようなこと、いやそれ以上の打撃かもしれん。実は発売予定日は昨日やったんやけど、書店に並んでへんかったんでおかしいなあと思うてたんやけど、ぎりぎりまで待ったんやないかな。
 それはそれとして、ふと思うたんやけど、おがわさとしくんの漫画は「ネムキ」向きかもしれんね。この雑誌は昔々私が高校生のころ愛読してた「マンガ少年」(朝日ソノラマ)という雑誌の直接の後継者といえるもので、おがわくんもこの雑誌の愛読者やった。というか、私はおがわくんが買うてきた「マンガ少年」をクラブの部室で読ませてもろうてたのであった。自分で買うてもいないのに「愛読」などというのはいけませんな。そういうようなわけで、私も彼も多感な時代に「マンガ少年」の影響をかなり受けているのであります。ほかには「ペケ」「コミックアゲイン」(みのり書房)など。これらは当時のマンガの先端を行く人たちの作品や脂ののったヴェテラン漫画家の作品が相拮抗するような感じで載っていた。実験的な作品も多数読むことができたしね。
 そういう意味ではおがわくんの本領は「ネムキ」みたいな雑誌でこそ発揮されるような気がするんやけど、どうかなあ。

4月14日(水)

 結婚して現在の団地にすむようになってしばらくは、ちょいちょい故紙回収車がきて階段の入り口に「○月×日△時頃、故紙を回収しにきます」というような張り紙をしてた。その日時までに古新聞や古雑誌を玄関のドアの前に置いておくと、回収した上にわずかながらも引き取り料をドアのポストに入れてくれてたもんやった。
 それが去年あたりから来なくなって、古新聞はたまる一方。毎月1回、市では小枝や葉っぱ、そして古新聞や古雑誌を回収しにくる。業者がきてた頃は利用してへんかったんやけど、こなくなったんでその日に出さなしゃあない、というわけで、妻は忘れずに出してくれる。今日はその回収日。
 原チャリで出発しようとしてると、ガレージの出入り口にトラックがとまってる。邪魔やのうと思ってそのトラックを見たら、なんとこれが故紙回収の業者。市の回収車がくる前に出された古新聞を回収してる。雑誌の束は業者にはあまりもうけにならんとみえて、選り分けて新聞ばっかり取っていく。
 ううむ、考えましたなあ。確かにこの方法やとわざわざ階段を登って取りに行ったり引き取った故紙に対する代金を払うたりいらん雑誌まで持っていかんでもよかったりするからね。この不景気で故紙回収というのはあまりもうかる仕事やないときいてる。勤務先の近くに回収した故紙をプレスして固める工場があるけど、なかなか大がかりな機械を使うてやってるから、維持費とか考えたらなるべく無駄は省きたいんやろうね。
 しかし、出す側からしたらなんか損してるような気になるぞ。それまではわずか2、30円でも金になったもんやのに、それも払わんと勝手に持ってかれるような感じがするね。いやもちろん業者にしたらつぶれんように必死なんやとは思うけど。

4月15日(木)

 「PostPet Fun Remix ポストペットファンリミックス」(アクセラ刊)という本を買う。ボスペ関係の本ならなんでも買う、というわけではありません。理由がある。
 この本ではポストペットにはまった人たちを写真入りで紹介してるんやけど、その中に作家の
柴田よしきさんのコーナーがある。柴田さんは全種類のペットを飼っていて(ということはそれだけのアドレスを持っているということ)ポスペで原稿依頼のメールが来たら断わられへんというほど。で、その柴田さんがポスペでメールををやりとりしている相手とそのペットの名前が見開き2ページで紹介されている。近藤史恵さん、菅谷充さん、我孫子武丸さん、霞流一さんといったそうそうたるメンバーに混じって、私の名前もでかでかと書いてあるので、嬉しくなって買うてしもたと、まあそういうことであります。
 ずいぶん前に柴田さんから「これこれこういう企画があるので名前を出してもいいですか」というメールをいただき「私でよければ」と返事をしていたんで自分の名前が載ることは知ってたんやけど、こういうメンバーやとは知らんかったもんで。
 しかし、私のような零細ものかきがまじっててええんでしょうか。芸は三流、人気は皆無、ギャラは持ち出しというような一般にはほとんど知られてないものかきの名前が載っていて、果たしてポストペットのファンブックを買うような人たちにはわかるのでしょうか。編集担当の人も「この人はいったい何者ですか?」と柴田さんに尋ねたりしたんではないでしょうか。
 だいたい私は嬉しがりやから、自分の名前がでかでかと載っていたりするとみさかいなく喜んでしまう。おおこれで私も有名人だなどという勘違いをしでかさないようにせんといかん。日本の人口のせいぜい0.0001%程度の人にしか知られていないのである。おそらく実数ではその程度の知名度であろうと推定されるのである。実はそれだけの人に知ってもらってるだけでもありがたいと思わんといかんのやけどね。
 ほんまにそんな零細ものかきを交友録に入れていただけるなんていうのはありがたいことである。さっそくポストペットでお礼のメールを柴田さんに送らんとあかんね。

4月16日(金)

 自動車のドアミラーというのはなんでああいう変な位置に着いているのかね。狭い道で原チャリに乗り自動車の左側を走ってると、渋滞してるときなんか今にも引っかかりそうでこわい。いや実際以前に引っかかってしまって修理代を払わんならんかったということもあったんです。
 なんでも妻がプロのドライバーの人に聞いた話では、ドアミラーよりも昔ながらのボンネットの先っちょについてるサイドミラーの方が見やすくて安全やということだ。それはそうやろう。鏡が前の方にあったら視線の移動が少ないから前方を視認しながら後方も確認でけるわな。ドアミラーは横っちよについてるからその分視線を大きく動かさんなんもんな。
 なんか知らんけど最近の車はたいていドアミラーやね。あれは手元のスイッチでミラーの角度を調節するのに、昔ながらのサイドミラーにしたら工場での組み立ての行程がめんどうなんで、コスト削減のためにドアミラーにしてるんと違うかね。まあこれは私が勝手にそう感じるだけで他にちゃんとした理由があるんかもしれん。
 とにかく原チャリに乗ってたらちょうどハンドルの高さあたりにドアミラーがくるんで非常に危ない。横に出っ張ってるからよけいに危ない。サイドミラーであればそういうことにはならんのやね。プロの運転手も危ないというようなものをなぜ野放しにしておく。もし私の邪推が当たってたら、怒るよ。会社の都合だけで危険な構造のものばかりを流通させんといてほしいね。
 ほんまに、あのドアミラーの横を通るのは怖いんですよ。

 18日の日曜日は「たちよみの会」の例会です。興味のある方はのぞいてみてやって下さい。

4月17日(土)

 今日は第3土曜日なので出勤せなならん。朝から原チャリで学校に行って、半ドンなので生徒が12時に下校したらすぐに退出。最寄り駅まで原チャリで戻り、そこから京阪で京都まで出る。阪急で桂にあるかかりつけの医者にいって薬を受け取り、また阪急に乗って梅田へ。東梅田にある銀行に行って金をおろし、地下街を歩いて大阪マルビルへ。マルビルにある「Tower Records」でCDを買う。「岡田有希子メモリアルBOX」4枚組というのが出ていたので思わず買うてしまう。こういうものをみつけるとアイドルマニアであった頃の血が騒ぐんである。しかもこれには彼女が死ぬ前に録音してお蔵入りになった「花のイマージュ」という曲が収録されているのでもう大変。それから今度は西梅田まで歩き堂島の「ジュンク堂書店」まで行く。日本一の書店と話題になってるんで一度行きたかったんや。恐ろしいくらい本があって、古本屋でも手に入らない本を何冊かみつけて買う。あんな本やこんな本もあるすごいすごいもっとゆっくりしてたいと思うたけど、時間がないのですぐに店を出た。今度は時間のあるときに行こう。西梅田の駅から地下鉄で四ツ橋まで乗り、心斎橋まで歩く。「日本芸能再発見の会」の例会があって、終わったあと地下鉄で心斎橋から京橋まで乗って夕食を取り、京阪で京橋から最寄り駅まで。原チャリに乗って家に帰った。今日はいったい何キロくらい移動したんやろ。ちょっとした遠足でんな。帰ってから鞄から本を出したら出てくる出てくる出てくる。時間がないといいながらえらいぎょうさん買うてるやんけ。あんな本屋に行ったら有り金全部散財してしまいそうやね。ああ疲れた。明日は日曜日、ゆっくり休んで……あっそうだ「たちよみの会」があるやないですか。なかなかハードスケジュールやないかいな。自分が好きで行ってるだけに文句は言えませんな。

4月18日(日)

 朝から和太鼓のドンガガドドンドドンガという音で目がさめる。やかましい。目覚まし時計より効いたぞ、あれは。いったい何のパフォーマンスやと妻がベランダから外を見ると、市会議員選挙の出陣式をやってるらしい。ちょうどうちの団地の筋向かいに仮設の選挙事務所があるんだ。
 やっと太鼓が鳴りやんだかと思うと今度はスピーカーを大音量にしてご挨拶が始まる。やかましいやかましい。もっとボリュームを下げんか。一人終わったらまた一人。あいさつが終わったかと思うたら「がんばろう、おーっ」てな調子で鬨の声。完全に目がさめたぞ。選挙カーが「それではこれからいってまいります」とこれまたでかい声で出ていったかと思うと、他の候補者の選挙カーがやってきて「お互いにがんばりましょう」とかばかでかい声でエールをおくっとる。入れ替わり立ち替わり選挙カーがきて候補者の名前の連呼。うるさいうるさいうるさい。
 「たちよみの会」に行くためにバス停に向かう。選挙カーが交差点で止まっている。「大きな音でご迷惑をかけております」。こいつも前の府会議員候補と同じことをぬかすか。迷惑であると自覚しておるなら、ボリュームを落とせ。迷惑をかけるような人間は市民の代表にはふさわしないわい! バス停の前のポスター掲示板を見ると30人ぐらい立候補してる。これが交錯するんやからやかましいのは当たり前。
 妻が「あなたは仕事に行ってるからええやん。私は一日家にいるんやで」という。残念でした。私の勤務する学校のある市でも市会議員選挙はしておるのだ。その上にその市では市長選挙までやるのだ。よけいにやかましいのだ。
 ああもうほんまに名前を連呼しただけで票がのびるんか。もっと大事なことが他にあるやろうが。あれはもう連呼をやらんと落ちるんと違うかという強迫観念でやっておるのかもしれんね。連呼したって落ちる人は落ちるし連呼せんでも通る人は通るの。選挙運動のこの中身のなさが投票率の低下を招いておるのではというような感じがしてならんのですわ。どんなもんやろうねえ。

4月19日(月)

 先週の日記に書いたように、「ビッグコミックスピリッツ」におがわさとしさんの「木の時間・第3話」が掲載されてる。次はいつ載るんだかわからんので、今買うておかんとしばらくおがわくんの漫画は読めんよ。さあ、今すぐお近くの書店、コンビニ、駅売店へ走れ! 私は先週号の第2話の方が好みやけどね。でも、今週号は女の子が二人でているのでお買い得だ。お買い得って、あんた。

 旧聞に属するけれど、別当薫さんが4月16日に亡くならはった。享年78。死因は心不全。
 私の記憶にある別当さんは遠近両用の老眼鏡のCMであるとか、横浜大洋ホエールズの監督であるとか、お年を召してからの姿であるけれど、私の父の世代には球界を代表するスター選手、特に戦後すぐのタイガースでダイナマイト打線の中核として記憶されているんやと思う。実際、タイガースファンにアンケートをとったら歴代ベストナインに別当さんの名を挙げる人は多いしね。
 ところが、実は別当さんがタイガースに所属してたのは1948年と1949年のわずか2年だけで、セ・リーグとパ・リーグに分裂した1950年には毎日オリオンズに移籍してるのだ。実績を見てもオリオンズ時代の方がMVPやホームラン王、打点王とタイトルを獲得したりしていて華々しい。それだけタイガースに入団したときの颯爽とした姿が印象的やったんやろうなあと思う。私には、横浜大洋のスマートなユニホームが一番似合ってたんはエースの平松投手でもなく主軸の松原選手でもなく、別当監督やったという記憶がある。大正生まれで「薫」という名前ですよ。なんか粋やないですか。
 監督としても1237勝もしてる。ただし、オリオンズ、バファローズ、ホエールズ、カープなど複数の球団を渡り歩いた上に、一度も優勝していない。これは実にすごいことやと思う。1000勝以上している監督は必ず1度は優勝経験をしてる。それやのに別当監督は一度も優勝監督になったことがないんですよ。監督として力量がなかったわけはないと思う。でないと、こんなにあちこちのチームから監督就任を要請されないよ。例えば同時代の別所毅彦さんや青田昇さんはそれぞれ1チームでしか監督をしてない。1つのチームで失敗をした監督がよそのチームに招かれるということは普通はないからね。
 実は別当監督は優れた選手を見いだし、ねばり強く使い一流に育てるという美点があったということだ。榎本喜八、山内一弘、土井正博、田代富雄などなど、別当監督によって育てられた選手は数多い。
 それともうひとつ、やっぱり別当さんのスマートさに引きつけられる球団首脳が多かったということと違うかな。泥臭さとは縁がない、なんともいえん品格があった。これはもう天性のものとしかいいようがない。お年を召してからもそう感じられたんやから、さぞかし若い頃は飛び抜けてかっこよかったに違いない。ユニホームを着てもらいたいという欲を人に与える野球人やったということやと思う。
 残念なのは引き抜きというような形でオリオンズに移籍したため、二度とタイガースのユニホームを着ることがなかったということ。藤村富美男と並んでタイガース史上に残る大スターであり、自ら希望してタイガースに入団しながらわずか2年しか在籍していない。ぜひ、もう一度タイガースのユニホームに袖を通してほしかった。でも、別当さんにはそれはでけんかったやろうなあ。それなのに「プロ野球ニュース」でも新聞紙上でも、「元タイガース」。別当さんがもし自分の死亡記事を見たらどのように思うたやろうか。さぞかし複雑な気分になるに違いない。
 別当薫さんに謹んで哀悼の意を表します。

 と、書いたところで、桂枝雀師匠の訃報が……。ああ! なんてこと!

4月20日(火)

−−金は天下の回りものと申しますが、お金も回る道が決まっているのでございます。その道のニヤーバイにある方にお金が集まって、ファーラウェイにあるもんには回ってこんのでございますね。
−−釣りのお好きな方なんかは、明日は釣りに行くぞというような前の晩は、もうわくわくして眠れないそうですな。私ぁやりませんが、ゴルフがお好きというような人は明日ホールを回るというような前の晩はもうわくわくして眠れないのでございますね。私が一番好きなのは寝ることですから、明日は一日寝られる、というような日の前の晩はもうわくわくして眠れない。

 以上、私の好きな二代目桂枝雀のマクラから。記憶に頼って書いているので細部の言い回しとかは少し違うかもしれんが、ご容赦下さい。
 二代目桂枝雀、自殺未遂ののち意識不明のまま、1999年4月19日午前3時1分、心不全にて永眠。享年59。
 LP「枝雀十八番」は私の宝もの。何度聞いたか。何度笑ったか。生の高座がどれほど面白かったか。
 もし意識を回復しても、高座には上がられへんやろうと覚悟はしてたけど。
 謹んで哀悼の意を表します。


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