いやあ、めでたいめでたい。
タイガース優勝万歳!
それがたとえ二軍であっても、嬉しいことには違いない。今年の二軍は強いぞ。一軍の打者がおさえられたサムソン・リー(D)もその直前には二軍の打者にめった打ちにあっているのだ。
和田二軍監督は「西武でやってきたのと同じことをしているだけ」という談話を残しているが、そうなると、タイガースだって将来はライオンズみたいな強いチームになるかもしれない。
北川、濱中、関本、曽我部と楽しみな野手が育ってきている。川名、松井、本西ら移籍組も奮起した。一軍でメイにはじき出されたクリークはなんと11勝もしているのだ。一軍にいるウィルソンや山村、井上も「二軍の日本シリーズに出たい」といっている。いいムードのチームというのは、いいなあ。
なんで一軍では勝てへんのかなあ。
来シーズンの監督は巷間噂される田淵氏よりも和田二軍監督の方がよいのではないか。一度、采配をふるわせてみたい人ではある。
一軍も試合をしていました。ごめんなさい。つい興奮して忘れるところであった。
今節は4試合のみ。首位争いの2チームと2試合ずつ。いずれも1勝1敗とは公平でよいですな。なんと、横浜球場では今季初勝利だ。今まで何をやっていたかと言われてもしかたない。
ドラゴンズの第2戦では新人王を争う川上投手から坪井がタイムリー。川尻の好投でドラゴンズに一矢報いる。そうそう、これ以上川上に勝たれたり防御率を上げられたりしたら、坪井の新人王は厳しくなるもんね。いい掩護射撃をしてくれた。
ベイスターズの第1戦では中込がよく投げた。でも、坪井のバットから快音が消えた。第2戦では逆に首位打者争いのライバル鈴木尚典にバカバカ打たれてしまってる。打率の順位も急降下、鈴木(YB)、緒方(C)に抜かれて4位になってしまった。やはり、プレッシャーなのか?
次節は甲子園で6連戦。お得意さんのカープに監督留任で意気消沈しているジャイアンツが相手だ。ちょっとくらい盛り返してよ。
今週のMVPは二軍の全メンバーだ。よくやってくれた。来シーズンは一軍で活躍してね。
(1998年9月14日記)