今節は雨又雨。神宮でスワローズ戦を1試合、甲子園でドラゴンズ戦を2試合雨で流した。公式戦終了は10月中旬になるんとちがうかな。予備日のドラゴンズ戦も降雨コールド。なんとか試合を消化するので精一杯というところですね。
ベイスターズにマジックナンバーが点灯。いよいよセリーグのペナントレースも大詰めだ。
さて、スワローズ戦。野村克也監督が退団発表。かつてはタイガースのお客さんだったこのチームが、野村監督になってからは大の苦手になってしまった。惜しかったのは1992年にここと優勝争いをした時だ。タイガース優位でペナントレースも大詰めを迎えながら、最後にはスワローズに逆転優勝を許してしまった。それが野村監督のスワローズでの初優勝。以後、スワローズは優勝争いの常連となり、タイガースはその年だけであとは沈みっぱなし。あの時タイガースが優勝してたら、どうなっていたことか。ノムさん、お疲れさまでした。
野村監督の息子、カツノリ捕手がマスクをかぶった第2戦、タイガースは猛打爆発、10点を取った。前日も和田の2ランなどで一度は4−4と追いついている。来季はもう少しまともに相手ができるようになるではないだろうか。また、第2戦では藪投手が完投勝ちし、3年連続のフタケタ勝利を記録した。ただし、これまではいずれも負星が勝星を上回っている。今年はこの勝利で10勝10敗だから、今度は勝ち越してシーズンを終えるという目標ができたわけである。以前も書いたが、目標がある選手は強い。最後まで目標を捨てずに投げてほしいものです。
ドラゴンズ戦は川上投手に完封されたのが痛いね。坪井の首位打者もちょっとしんどくなってきた。やはり川上が新人王かな。審判がコールドを宣言した時、吉田監督はトイレに行ってて試合続行の抗議もしなかったという。監督にも目標がない。あかんで、それでは。
今週は藪投手と2試合連続のホームランという快挙の和田内野手がMVPです。和田がここにきて張り切っている。このまま終わったら、引退勧告でもされかねんからね。そういう目標もあるということか。
二軍では全日程が終了。中ノ瀬投手が最優秀防御率、北川捕手が最高出塁率、クリーク投手が最高勝率、片瀬投手が最多セーブのタイトルを獲得しました。おめでとうございます。
(1998年9月28日記)