愛すれどＴｉｇｅｒｓ
金本引退表明
朝、コンビニで昼食を選んでいて、「金本の焼きそばパン」という企画ものを発見し、嬉々として購入。
昼前、同室にいた非常勤講師の先生から「金本が引退を表明したらしいで」と聞き、ニュースサイトで確認。ほんまやった。
昼、図書室の奥で（当番のため、図書の準備室でパンを食べねばならなんだのです）複雑な思いをしながら「金本の焼きそばパン」を食する。ソースの味が塩辛かった。
苦しかったと思うよ。特に肩を痛めてからは。思うように打てず、日によってバットをちゃんと振れたり振れなかったりしたと聞く。
２００６年のバッティングフォームの写真であります。理想的な腰の回転をし、バットが自然に出てきているようなのが、この１枚からもわかる。今は、上からかぶせるようにスイングしているから、狙ったコースと違うと修正が効かない。
２００３年にＦＡ移籍してくれてから、彼のおかげで私らタイガースファンはどんなに楽しませてもろうたか。星野監督、岡田監督それぞれの時代の優勝は金本抜きでは考えられなんだ。
もうあかんとなったところから這い上がり、もがき、それでも結果を出せるところまで戻していく姿。その心情を思うと、私ら素人が「もう十分やったから、楽になってくれはってええよ」なんて甘っちょろいことを言うべきやないと思うたよね。こうなったら限界まで挑戦してほしいと、願うようになったなあ、私は。
来シーズンもベンチで重石のように若手の熟成を見守ってくれるものと信じていたけれど、そうはならなんだんやなあ。
まだ試合には出続けているので、実感はわかんけれど、きっと来シーズン、テレビにダグアウトが映った時に、彼の姿がないのに気づいて、そしてなんともいえん何かが欠けたという気持ちになるんやないかなあ。
長い間、お疲れ様でした。
タイガースに来てくれて、私らの夢をかなえてくれて、ほんまにありがとう。
（２０１２年９月１２日記）
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