12連戦のちょうど真ん中に当たる甲子園球場の6連戦。まずはカープ戦。初戦は秋山が安定した投球で今季初勝利。第2戦は才木が好投し、近本の3盗塁などで連勝。第3戦は岩田と大瀬良がともに無失点の息詰まる投手戦となり、リリーフ陣も好投したが最後はドリスが打たれて2勝1敗。続くベイスターズ戦は、初戦は西と若い阪口の投手戦となり最後は三嶋から大山がプロ入り初のサヨナラ打を放つ。2戦目はメッセンジャーが2週間ぶりのマウンドを最後まで守り切り、打線もバリオスを打ちこみ連勝。第3戦はインフルエンザで欠場した岩貞の代役高橋遥が味方のエラー連発で降板したが、リリーフ陣が踏ん張り、打線も京山からリリーフ陣までこつこつと打ちこんで追いつき、最後は三嶋から福留がサヨナラツーランホームランを放ち、ベイスターズ戦6連勝。このカードは3勝0敗。今節も5勝1敗。今季通算17勝15敗1分で勝率は.531で3位に浮上。首位ジャイアンツとの差も縮まり3.0差。ドラゴンズが連敗で5位に落ちるなど、乱高下の激しいゴールデンウィークとなっている。
◎カープ4回戦……8-3
タイガースの先発は秋山。1回表、菊池涼にセンターの頭を越す二塁打を打たれたものの後続を断ち、まずまずの立ち上がり。カープの先発はアドゥワ。近本、糸原、糸井が連続四球で無死満塁に。大山は空振り三振に終わったが、福留が押し出しの四球を選び、ノーヒットで1点先制。しかしマルテは三塁ゴロ併殺で大量点のチャンスを逸する。2回裏、先頭の梅野のショートゴロは田中広が捕球し損ねてエラーで出塁。木浪の二塁ゴロで二進。秋山は三塁ゴロで走者は進めず、近本が歩いて一二塁に。糸原がレフト前にタイムリーヒットを放ち、追加点を奪う。4回裏、1死から木浪がセンターの頭を越す二塁打で出ると、2死後、近本の右中間を破るタイムリー三塁打で3点差とする。アドゥワは5回3失点で降板。6回裏、二番手藤井皓に対し、1死から木浪がライト前ヒットで出ると、秋山が送り、近本の四球で2死一二塁と攻めるが、糸井はレフトフライで追加点ならず。秋山は2回から低めに球を集めてカープ打線をしっかりと抑える。7回表、先頭のバティスタの三塁ゴロは大山が弾いたが木浪がよくバックアップして一塁へ送球。判定はセーフだったが、矢野監督のリクエスト申請で覆り、アウトに。鈴木のヒットと安部への四球で2死一二塁とされるも代打西川を二塁ゴロに打ち取ってピンチをしのぐ。7回裏、糸井のヒットと大山の二塁打で無死二三塁とし、福留がセンターの頭を越す2点タイムリー二塁打を放ち、代走に江越。マルテのショートゴロの間に三進。梅野のライトフライは朝勝ったが江越の好走塁でホームインし、6点差とする。秋山は7回無失点でリリーフに託す。8回表、二番手の島本がヒットの野間と四球の菊池涼を置いてバティスタにレフトスタンドにスリーランホームランを打たれて3点差とされてしまう。8回裏、三番手矢崎から高山が今季初安打を放つと、近本のライト前ヒットで一三塁とする。糸原の打席で近本が二盗。二三塁として糸原がライト線へ2点タイムリー三塁打を放ち、5点差に広げる。9回表は岩崎が三者凡退で締め、秋山の今季初勝利を助けた。ヒーローインタビューは勝利投手の秋山、ともに3打点の糸原と福留。
◎カープ5回戦……6-2
タイガースの先発は才木。2回表、1死から西川のセンター前に抜けるかという当たりを木浪が好捕するも一塁はセーフで内野安打。會澤にもセンター前ヒットで続かれたが、安部、田中広と連続空振り三振でピンチを脱した。3回表には1死から野間にレフト前ヒットを打たれると、菊池涼にレフト線にタイムリー二塁打を打たれ、先制される。続くバティスタにもレフト線にタイムリー二塁打で続かれて2点差とされる。しかし、鈴木を空振り三振に取ると西川は歩かせたが會澤はショートゴロに打ち取り、大量失点は防いだ。4回表、1死から田中広にセンター前ヒットを打たれる。野村のバントは小フライとなり、梅野がダイビングキャッチで才木を助ける。野間は歩かせたが菊池をライトフライに打ち取り、追加点は許さず。カープの先発野村の前に3回までエラーの走者を出しただけに抑えられていたが、4回裏、1死から糸原、糸井、大山がよく粘って連続四球で満塁とし、梅野の三遊間の当たりは安部に好捕され二封。しかしその間に糸原が生還して1点差とする。さらに高山のセンターの頭上を襲うヒット性の当たりは野間に好捕され、同点機を逸した。5回裏、先頭のマルテが四球で出ると、木浪のショートゴロは田中広が弾いてエラーで出塁。代打北條のバントで1死二三塁とし、近本のチーム初安打となるセンター前2点タイムリーヒットで逆転に成功。糸原の打席で近本がすかさず二盗、そして三盗を成功させて1死三塁に。糸原はライト線にタイムリー二塁打で2点差とする。2死後、大山の一塁への当たりはバティスタが取れずライト前タイムリーヒットとなり3点差に。6回表は二番手の岩崎が田中広、野間を三振に取るなどして抑える。6回裏、カープの二番手菊池保からマルテが来日第1号となるソロホームランをレフトスタンドに放りこむ。7回表、三番手守屋は1死からバティスタにセンターのフェンスを直撃するヒットを打たれたが、二塁を狙うバティスタを近本が好返球で刺す。鈴木にもセンターへ大きな当たりを打たれるが、これも近本が好捕。7回裏はカープ三番手中村恭から近本が四球と盗塁でチャンスを作るも得点はならず。近本はこの試合3盗塁。8回表は四番手ジョンソンが西川と田中広にヒットを打たれるも要所を締めて無失点で切り抜ける。8回裏、カープ四番手矢崎から梅野と木浪の四球で2死一二塁とするも代打中谷は空振り三振で追加点はならず。9回表はドリスが三者凡退で締めて4連勝。才木が2勝目。ヒーローインタビューは先制打と3盗塁の近本と来日初ホームランのマルテ。
◎カープ6回戦……0-4
タイガースの先発岩田は低めをていねいにつく投球で、走者を出しても落ち着いてゴロを打たせて取る投球。一方カープの先発大瀬良は立ち上がりこそ不安定であったが、尻上がりに球のキレが増す。1回裏、1死から糸原が右中間を破る二塁打で出ると、糸井のセンター前ヒットで一三塁とする。しかし大山は二塁へのフライに倒れ、福留もレフトフライに打ち取られて先制できず。立ち上がりを攻略できず、大瀬良を助けてしまった。3回裏、1死から近本がレフト線に二塁打を打ち、タイガースの新人記録となる13試合連続ヒット。糸原が歩き、またもチャンスを作るが糸井はショートフライ、大山は二塁へのライナーでまたも得点ならず。以降は岩田と大瀬良の緊迫した投手戦が続く。7回裏、梅野がレフト前ヒットで出るが、マルテは空振り三振。木浪は見逃し三振で2死一塁に。代打高山のライト前ヒット、近本のレフト前に落ちるヒットで満塁と攻め立てたが、糸原はセンターフライ。両先発投手は7回無失点でマウンドを降りた。8回表はジョンソンが三者凡退で抑え、8回裏はフランスアから大山の右中間を破る二塁打でチャンスを作るが、福留は速球に力負けしてショートフライ。梅野も一塁へのファールフライで得点できず。9回表、ドリスが登板。先頭の野間を歩かせ、菊池涼のバントで二進。バティスタにレフトスタンドにツーランホームランを打たれる。さらに鈴木にセンター前ヒットを打たれると、ドリスは降板。四番手は守屋。曽根の打席で一塁牽制球をマルテがそらして鈴木は二進。鈴木にはライト前ヒットを打たれて一三塁に。會澤のレフト線を破る2点タイムリー二塁打でさらに追加点を奪われた。小窪のショートゴロは間一髪でアウト。緒方監督のリクエスト申請も判定は覆らず。田中広は一塁ゴロと抑えたが、この4点は大きかった。9回裏、中崎が登板。2死後、代打上本がレフト前ヒットを放つも、近本は三塁へのライナーで試合終了。息詰まる投手戦は見ごたえがあったが、ドリスの乱調が誤算だった。
◎ベイスターズ7回戦……2-1
タイガースの先発は西。2回表、先頭の筒香を歩かせ1死後宮崎にライト前ヒットを打たれる。一二塁とされて神里のライト前ヒットで筒香が一気にホームを突くも高山のダイレクト返球で本塁憤死。しかしラミレス監督のリクエスト申請で判定は覆り、ホームインとなり先制を許す。ベイスターズの先発は高卒2年目でプロ初登板初先発の阪口。3回裏、先頭の木浪が二塁打。西のバントで三進。しかし近本はショートゴロ、上本は投手ゴロで同点機を逸する。4回裏、1死から大山がセンターオーバーの二塁打で出、福留の投手ゴロは阪口が二塁へ悪送球し、記録は野選となり一二塁と攻め立てたが、梅野はショートゴロ併殺に終わり、若い阪口を崩せない。5回裏、先頭の高山が歩き木浪の二塁ゴロで高山は二進。西もバントで三進。しかし近本はレフトフライに倒れる。阪口は5回無失点で交代。6回裏、二番手国吉の初球を狙いすました上本のレフトスタンドへの同点ソロホームランが出る。7回裏は三番手石田の前に三者凡退。西は3回以降は完全に自分のペースでベイスターズを抑えこみ、8回1失点で残念ながら交代。8回裏、四番手エスコバーから代打マルテが二塁打を放ち、近本が送って1死三塁に。しかし上本は三振、糸原は三塁ゴロで勝ち越しならず。9回表、二番手の藤川は先頭のソトを歩かせ筒香にセンターの頭を越す二塁打を打たれるも、近本から植田への中継がよく、外は一気に本塁を突くも憤死。2死後、宮崎のヒットと神里への申告敬遠で満塁とされるも代打佐野はセンターフライでピンチを切り抜けた。9回裏、五番手三嶋から福留が投手強襲安打を放ち、梅野犠打、高山の申告敬遠、木浪の四球で満塁と攻めたが代打鳥谷が二塁ゴロに倒れ、試合は延長戦へ。10回表は能見が嶺井を歩かせ2死二塁でソトを迎えたところでジョンソンにスイッチ。センターフライに打ち取り、味方の攻撃を待つ。10回裏、三嶋は続投。近本は投手ゴロで、連続試合安打記録は途切れた。2死から糸原が四球を選ぶと、大山が初球を逃さずセンターの頭を越すサヨナラタイムリーヒットで糸原が一気に生還して接戦に終止符。勝利投手は好リリーフのジョンソン。ヒーローインタビューはサヨナラ打の大山。子ども祭りということでファンクラブキッズ会員の子どもたち2名が予定していた質問をしたりする形となったため、あまり盛り上がらないお立ち台となった。
◎ベイスターズ8回戦……5-1
タイガースの先発は肩の打撲から復帰したメッセンジャーが2週間ぶりに登板。1回表、1死から乙坂を歩かせたが、ロペスの投手ゴロを自ら軽快にさばいて併殺に取り、上々の立ち上がり。ベイスターズの先発はバリオス。2回裏、福留がライト前ヒットで出ると、梅野はセーフティバントをしかけるが一塁ロペスの好守備で二封。マルテのショートゴロは二封のあと二塁ソトが一塁へ悪送球し、一塁側ダグアウトに入ってマルテは二進。木浪が申告敬遠で、メッセンジャーはセンターフライと手元で動く球にてこずる。3回裏、1死から糸原がセンター前ヒットで出ると、糸井は臀部に死球。大山はストレートの四球で1死満塁に。福留のレフト前タイムリーヒットで1点を先制したが、後続を断たれて大量点はならず。5回までベイスターズ打線をノーヒットに抑えていたメッセンジャー。5回表には先頭の筒香を歩かせるも外の一二塁間の当たりは糸原が好捕して二塁ゴロに、2死後の神里の三遊間の鋭い当たりは大山が横っ跳びで捕球してアウトにするなど、味方の守備にも助けられた。5回裏、糸原と糸井が連続四球で、バリオスは降板。二番手は進藤。大山はレフトフライに倒れたが福留は四球で満塁に。梅野は二塁へのフライに倒れたが、マルテは太腿への死球で押し出しの追加点。ここで三番手武藤に交代。木浪も押し出し四球で3点差となる。6回表、伊藤光についにライト前ヒットを打たれるも、代打梶谷は投手ゴロ併殺。大和は見送り三振で無失点に抑える。6回裏、四番手井納に対し、近本の二塁ゴロはソトが弾いてエラーで出塁。糸原の打席で二盗し、糸原の一塁ゴロで三進。糸井は前進守備の三遊間を転がる鈍い当たりのレフト前タイムリーヒットで4点差とする。福留もセンター前ヒットで続き、代走に江越。梅野のセンター前タイムリーヒットで5点差とした。7回表、先頭の乙坂にライト前ヒットを打たれると、ロペスのレフトポール際の打球は江越が追いつくも捕れず二塁打となり、無死二三塁に。筒香のショートゴロの間に乙坂が生還して1点を返された。しかしソトと宮崎を凡退させて追加点は許さず。7回裏、2死から近本が四球で出て二盗し、はやくも盗塁は10個目で、山田哲と並んでリーグ一位に。8回裏は五番手藤岡から大山が二塁打を放つも追加点は取れず。9回裏、完投を期してメッセンジャーがマウンドへ。見事三者凡退で締めて今季2勝目を2年ぶりの完投勝利で飾った。ヒーローインタビューは完投勝利のメッセンジャーと先制タイムリーを含む猛打賞の福留。この試合も子どもインタビューだったが、メッセンジャーも福留も親の顔になって微笑ましいインタビューとなった。
◎ベイスターズ9回戦……7-5
タイガースの先発はインフルエンザ発症の岩貞にかわり今季初登板の高橋遥。1回表、大和にヒットを打たれるもロペスと筒香を連続空振り三振に取る上々の立ち上がり。ベイスターズの先発は京山。1回裏、1死から糸原の死球と糸井のヒットで責めるも後続を断たれて先取点はならず。2回表、ソトのショートゴロを木浪がトンネル。宮崎の三塁ゴロは大山が二塁へ悪送球でエラーが続き無死一二塁に。神里は二塁ゴロで宮崎を二封。1死一三塁となり、嶺井のショートゴロは木浪が本塁に送球するもタッチは間に合わず野選でソトが生還して先取点を献上。京山はスリーバント失敗で2死。中井のショートゴロは木浪が弾いて満塁となったが、大和のショートゴロは木浪が今度はていねいに裁いて二封してなんとか最少失点にとどめた。2回裏、四球の梅野とマルテのショート後方へのテキサスヒットで無死一二塁とし、木浪がレフト線へ同点タイムリーヒットを放つ。高橋遥のバントは投手京山が判断よく三封。しかし近本がレフト前に勝ち越しのタイムリーヒットほ放つ。糸原のレフト前ヒットで満塁とし、糸井のショートゴロは大和の好守に阻まれ、二塁封殺。一塁に転送されるも判定はセーフでタイムリー内野安打となったかに思われたが、ラミレス監督のリクエスト申請で判定は覆り、リードは1点のみ。4回表、神里のショートゴロは木浪が好捕するも送球はできず内野安打に。1死後、京山のバントで神里は二進。中井にライト前タイムリーヒットを打たれて同点とされた。さらに5回表、筒香のヒットと宮崎への四球で1死一二塁に。神里のライト前ヒットは糸井が後逸してしまい筒香が生還してリードを許すと、二三塁から嶺井のライト前に落ちる2点タイムリーヒットで3点差とされる。ここで高橋遥は降板。二番手の守屋が後続を断ち、追加点は許さず。守屋は6回表も三者凡退でリズムを作る。京山を打ちあぐねていたタイガース打線だったが、6回裏に反撃。先頭の大山が二塁打を放つと、福留の二塁ゴロで三進。梅野のセンター前タイムリーヒットで1点を返す。マルテのセンター前ヒットで1死一三塁とし、京山はここで降板。二番手は左腕石田。代打上本は二塁へのフライに倒れたが、続く代打北條はレフト前タイムリーヒットで1点差に迫る。中谷の二塁ゴロは中井の送球がそれるも判定はアウト。矢野監督のリクエスト申請も判定は覆らず。7回表は三番手島本が三者凡退でここもリズムを作る。7回裏、三番手エスコバーから糸原がレフト線へ二塁打を放つと、1死後、大山が右中間へのタイムリーヒットで同点に追いついた。8回表は能見が嶺井のヒットと中井への四球で1死一二塁とされると、ジョンソンと交代。由真と、ロペスを連続三振に取ってピンチを脱した。8回裏、四番手国吉から代打鳥谷が二塁打を放つも後が続かず。9回表はドリスが筒香とソトから空振り三振を奪うなどして三者凡退。9回裏、三嶋がマウンドに。糸原が歩き、2死後、福留がライトスタンドにサヨナラツーランホームランを放ち、このカード2度目のサヨナラ勝利。勝利投手は好リリーフのドリス。ヒーローインタビューはサヨナラホームランの福留。やはり子どもインタビュアーが登場したが、さすがにこの試合はABCの北條アナウンサーが後を受けて普通にヒーローインタビューを続行。新しい試みも、放送局のアナウンサーによって雰囲気が変わるものなのである。なお、福留のホームランはセ・リーグ5万本号の記録つき。
愛すれどTigers週間MVP
投手……ランディ・メッセンジャー、ピアース・ジョンソン 今節は好調につき大盤振舞。肩の打撲から復帰のメッセンジャーは2年ぶりの完投勝利。頼もしい大黒柱の復帰である。そして今や継投に欠かせないのがジョンソン。特に能見が出した走者を引き継いできっちり抑えるのが続く。得意のパワーカープはしばらくセ・リーグの各打者を悩ませそうだ。
野手……大山悠輔、福留孝介 だんだん四番打者らしくなってきた大山、リーグ5万号目となるホームランの福留と、サヨナラ打を放った両名に好調打線を代表してもらおう。いつまでも近本一人に引っ張ってもらうようではいけないのだ。糸井を含む中軸が活躍してこその打線なのだから。
次節は12連戦を締めくくる神宮球場でスワローズ3連戦。2ゲーム差で追う2位チームとの対戦となる。ここで勢いに乗って勝ち越せば首位争いにも加わることができる。まずは今季抜群の安定感を誇る青柳から。初戦をとると勝ち越しも見えてくる。1試合置いて甲子園でドラゴンズ戦。下降気味の相手だけに負け越しはしたくない。インフルエンザで岩貞、岩崎を欠くことになったが、今節の高橋遥の他にも、二軍ではガルシアと小野が調子をあげてきている。先発投手の戦力の分厚さではリーグで一番なのではないか。これで藤浪が復活してくれたらいうことはないのだが、まだ二軍でもブルペン調整が続いているとか。交流戦あたりから復帰してくれるかなと期待しているぞ。
(2019年5月5日記)