愛すれどTigers


佐藤輝と前川がライトスタンドに連続アーチ

 今節は甲子園球場で7連戦の予定だったが、3戦目がゲリラ豪雨で中止となり、2連戦と4連戦となった。まずはベイスターズ戦。第1戦は青柳が好投して、打線も東を攻略し先勝。第2戦では同点からゲラがホームランを打たれて敗れ1勝1敗。続くカープ戦は第1戦は高橋遥の好投と大瀬良の乱調で先勝。第2戦は森と才木の投手戦となるがカープのリリーフ陣が自滅して2勝0敗。引き続きスワローズ戦。第1戦はビーズリーと高梨の投手戦を佐藤輝と前川の連続ホームランで勝ち越し、第2戦は大竹の好投と前川のファインプレーなどで2勝0敗。今節も5勝1敗。今季通算69勝58敗6分の勝率.543で2位に浮上。首位のジャイアンツとは2.0差。3位のカープとは3.0差。4位のベイスターズとは4.0差とジャイアンツを猛追する形になり、カープがここにきて大失速となってきた。

◎ベイスターズ19回戦……7-2
 タイガースの先発は青柳。2回表、オースティンにレフト前ヒットを打たれるも牧は三塁ゴロで二封。宮崎はショートゴロ併殺に打ち取る。ベイスターズの先発は東。2回裏、大山がライト前にヒットを放つと、ライトは後ろにそらし二塁打となる。佐藤輝の二塁ゴロで大山は三進。井上のライト前の当たりはライトに好捕され、大山は動けず。しかし梅野が左中間を破るタイムリー二塁打を放ち先制する。4回表、強い雨の中、上里に死球。京田のバントで二進。佐野が歩き一二塁とされ、オースティンのライト前タイムリーヒットで追いつかれると、牧にもセンター前タイムリーヒットを打たれ逆転を許す。しかしオースティンは三塁を狙い憤死。宮崎をショートフライに打ち取り、追加点は許さず。4回裏、雨はあがったが、井上が歩き、1死後、木浪のライト前ヒットで井上は三進。一三塁とし、青柳のセーフティスクイズで井上が生還。三浦監督のリクエスト申請も判定は覆らず同点に追いつく。なおも1死一二塁としたが、近本のショートライナーで木浪が二塁から飛び出し帰塁できず併殺に。5回表、山本にセンター前ヒットを打たれるも蛯名を二塁ゴロ併殺に打ち取り、東はショートゴロ。5回裏、1死から森下がレフトスタンドに勝ち越しのソロホームランを放つ。青柳は5回2失点で交代。6回表、二番手桐敷は1死から京田にライト前ヒットを打たれるも佐野の一塁ゴロは大山が一瞬ジャッグルしたがよく球を受け止め二塁へ送り、併殺に。6回裏、梅野は投手強襲ヒットを放ち、木浪はバントを2球ファールで失敗したが、スリーバントの構えからヒッティングに切り替えライト前ヒットに。島田もバントの構えからヒッティングに切り替えレフト前ヒットで満塁とする。近本がライト前タイムリーヒットを放ち2点差に。ここで東は降板。二番手は中川颯。中野の投手強襲のタイムリーヒットで3点差とする。7回表、三番手石井はオースティンのヒットと牧の二塁打で無死二三塁とされるが、宮崎のライトフライでタッチアップしたオースティンは、森下の好返球で憤死。牧は三進。しかし山本をレフトフライに打ち取り切り抜けた。7回裏、三番手の坂本裕から代打渡邉がレフトスタンドにソロホームランを放ち4点差とすると、2死から木浪と島田の連打で一三塁とし、近本のライト前タイムリーヒットで5点差とする。8回表、四番手島本は蛯名にヒットを打たれるも代打伊藤光、神里、京田をすべてフライアウトに取る。 8回裏、四番手伊勢の前に三者凡退に抑えられる。9回表、五番手富田は佐野に二塁打を打たれるも森敬を三塁フライに打ち取ると、牧の三塁ゴロは佐藤輝が二塁走者を牽制しながら一塁へ送球してアウトにし、宮崎のレフトへの大きな当たりはフェンス前で島田が好捕し、先勝。ヒーローインタビューは2勝目と同点スクイズの青柳、先制打の梅野と決勝ホームランの森下。久々の梅野の「明日も勝つバイ」で締めた。
◎ベイスターズ20回戦……3-4
 タイガースの先発は村上。1回表、牧にレフトスタンドに先制のソロホームランを打たれる。ベイスターズの先発はジャクソン。1回裏、1死から中野がライト前ヒットを放ち、森下の二塁ゴロは牧が自ら二塁ベースを踏むも中野の足が速くセーフに。一塁送球はアウトで2死二塁に。ここで大山はライト前タイムリーヒットを放ち同点に。3回表、京田にライト前ヒットを打たれ、ジャクソンのバントは大山が二塁に悪送球して無死一二塁に。桑原のバントで二三塁とされ、牧のレフト前タイムリーヒットでリードを許し、佐野の二塁ゴロの間にジャクソンが生還して2点差とされる。その後は両投手が好投。6回裏、森下のレフトスタンドへのソロホームランで1点差に迫り、大山の三塁内野あんたと佐藤輝のレフト前ヒットで1死一三塁に。ジャクソンはここで降板。二番手は山崎。島田はショートフライに打ち取られたが、坂本誠のセーフティスクイズが決まり同点とする。7回表、宮崎にレフト前ヒットを打たれるも筒香と山本を連続空振り三振に取ると、京田を歩かせたが代打戸柱を二塁フライに打ち取って切り抜けた。7回裏、三番手ウィックから代打前川が四球。代走に植田。しかし近本はショートゴロ併殺に倒れ、中野は見逃し三振で得点できず。村上は7回3失点で交代。8回表、二番手ゲラが代わりばなの初球を桑原に打たれレフトスタンド最前列に飛び込むソロホームランでリードを許す。8回裏、四番手ウェンデルケンから森下がセンター前ヒット。大山の二塁ゴロで二進。しかし佐藤輝はセンターフライ、代打糸原は二塁ゴロに倒れて同点機を逸する。9回表、三番手石井は三者凡退に抑え、打線の援護を待つ。9回裏、クローザーの森原に対し、坂本誠のショートゴロを一塁オースティンがこぼし、エラーで出塁。代走に熊谷。木浪のバントで二進するも、代打渡邉は一邪飛に倒れ、近本はレフトフライに打ち取られて逃げ切られ惜敗。9回裏の相手のミスも、流れをこちらに持ってこられなかった。
◎カープ23回戦……7-3
 タイガースの先発は高橋遥。1回表、秋山翔にライト線に二塁打を打たれると、矢野のバントで三進。小園の三塁ゴロの間に秋山翔が生還して先取点を取られる。カープの先発は大瀬良。2回裏、1死から前川がライト前ヒットを放つと、梅野の三遊間の当たりは矢野に好捕されるも二塁送球が遅れ内野安打となり、木浪は空振り三振に倒れたが、高橋遥は投手強襲ヒットで満塁に。近本の押し出し四球で同点とする。4回裏、1死から梅野が歩き、木浪の二遊間の当たりは矢野が追いつくも弾き内野安打で一三塁とする。高橋遥のバントで木浪は二進。近本のセンター前2点タイムリーヒットで勝ち越す。中野の打席で近本が二盗。中野のレフト前ヒットで一三塁とし、森下の三塁ゴロは小園のグラブの下をすり抜けるエラーで近本が生還し3点差に。5回裏、佐藤輝と前川がライト前ヒットで無死一二塁とし、梅野のバントで1死二三塁に。ここで大瀬良は降板。二番手の塹江に対し木浪が歩いて満塁とし、高橋遥は見逃し三振に倒れるが、近本がまたも押し出し四球で4点差とする。6回表、代打上本に死球。秋山翔の二塁ゴロは中野が好捕し二塁にグラブトスをするも球が高く内野安打となる。矢野の打席で高橋遥は暴投し二三塁とされると、矢野を歩かせ満塁に。小園は浅いセンターフライで上本はタッチアップできず。しかし堂林のレフト前タイムリーヒットで3点差とされると、坂倉のレフトへのファールフライは前川が捕球してアウトに舌が犠牲フライとなり2点差に。ここで高橋遥は降板。二番手石井は末包を見逃し三振に取って切り抜けた。6回裏、三番手中田期から森下翔は肩口に死球。大山は空振り三振に倒れたが、佐藤輝が歩いて一二塁とし、前川の右中間を破るタイムリー二塁打で3点差に戻す。2死後、木浪が歩いて満塁としたが、代打糸原は空振り三振で追加点はならず。7回表と8回表は三番手桐敷が好投。7回裏、四番手大道から森下翔がレフトスタンドにソロホームランを放ち4点差とする。8回裏、五番手の遠藤淳に対し1死から梅野がセンター前ヒットを放つも木浪は三塁ゴロ併殺に倒れる。9回表、クローザーの岩崎が坂倉にセンター前に落ちるかと思われるあたりを打たれるが、近本がスライディングキャッチ。末包には強い当たりを打たれるも佐藤輝の正面へ飛ぶ三塁ライナー。代打松山をセンターフライに打ち取り逃げ切った。高橋遥は4勝目。ヒーローインタビューは決勝打と2度の押し出し四球で4打点の近本と、タイムリーヒットを含む猛打賞の前川。この勝利でタイガースは2位に浮上し、ジャイアンツがスワローズに敗れたため3.0ゲームに迫った。
◎カープ24回戦……4-3
 カープの先発は森。3回裏、梅野のライト前ヒットと木浪のバント、才木の二塁ゴロで1死三塁とするも近本はショートゴロで先制機を逸する。タイガースの先発は才木。4回表、坂倉にライト線に二塁打を打たれると、堂林のバントで三進。野間のセンターへの犠牲フライで先制点を許した。6回表、秋山翔と坂倉の連打で無死一二塁とされ、堂林のバントで二三塁に。野間の高いバウンドの二塁ゴロの間に秋山翔が生還し2点差に。続く小園にはレフト前タイムリーヒットを打たれ3点差とされる。矢野の打席で小園は二盗。矢野を歩かせ一二塁とされたが、末包を空振り三振に取り、切り抜けた。才木は6回3失点で降板。7回表は二番手富田が2死から秋山翔にヒットを当たれるも坂倉をセンターフライに打ち取る。森は6回無失点で交代。7回裏、二番手島内から森下翔が死球で出ると、大山は投手ゴロで二封。佐藤輝のライト前ヒット、代打前川の四球で1死満塁に。ここで島内は降板。三番手の森浦から梅野は押し出し四球で2点差に。木浪の二塁ゴロは菊池が二塁へトスするも矢野が弾きタイムリーエラーとなって1点差に。代打原口のレフト前タイムリーヒットで同点とした。近本はショートゴロで本封。中野は空振り三振で勝ち越しはならず。8回表、三番手岩崎は1死から野間にライト前ヒットを打たれるも後続を断つ。8回裏、四番手黒原から森下翔がセンター前ヒット。大山は一塁フライに倒れ、佐藤輝の二塁ゴロで森下翔は二進。しかし前川は空振り三振で得点できず。9回表、クローザーのゲラは末包にレフト前に落ちるヒットを打たれ、代走に大盛。菊池のバントで二進。しかし二俣を空振り三振に取る。秋山翔の打席でボークを取られ、大盛は三進。しかし秋山翔をショートゴロに打ち取り切り抜けた。9回裏、続投の黒原に対し、1死から木浪が四球。代打小野寺は死球で一二塁に。近本は二塁ゴロで二封。中野の打席で近本は二進し二三塁に。中野のセンター前タイムリーヒットでサヨナラ勝利。三塁走者の木浪はホームインした後次打者の森下に飛びついて抱き着き、中野は逃げるもウォーターシャワーでずぶぬれに。ゲラが来日初勝利。ヒーローインタビューは同点打の原口とサヨナラ打の中野。ジャイアンツがスワローズに連敗してゲーム差を2.0と縮めた。
◎スワローズ23回戦……2-1
 タイガースビーズリー、スワローズ高梨の投手戦。1回表、西川にセンター前ヒットを打たれ、岩田幸のバントで二進。サンタナの三塁ゴロで三進。村上宗の打席でビーズリーが暴投し、西川が生還して1点先取される。1回裏、近本と中野は見逃し三振、森下は空振り三振と、前回の当番同様高梨は立ち上がりから好調。2回裏、佐藤輝が弾丸ライナーでライトスタンドに同点ホームランを放つと、続く前川は浜風にも負けない大きなホームランをライトスタンドに放りこみ、逆転する。3回裏、1死から近本がレフト前ヒットを放ち、中野の打席、初球に二盗。一瞬早く滑りこんだように見えたが判定はアウト。岡田監督のリクエスト申請も判定は覆らず。中野は空振り三振に倒れる。4回表、村上宗、オスナを空振り三振に、長岡を見逃し三振に取る。5回表、山田哲を歩かせ、内山の一塁ゴロで二封。高梨はスリーバント失敗で三振。西川は空振り三振で走者を進めさせず。5回裏、前川がセンター前ヒットで出るも梅野はショートゴロ併殺。木浪がセンター前ヒットを放つがビーズリーは空振り三振。6回表、岩田幸にセンター前ヒットを打たれ、サンタナの打席で二盗を許す。サンタナは空振り三振。村上宗の一塁ゴロで岩田幸は三進。しかしオスナをショートゴロに打ち取り切り抜けた。ビーズリーは6回1失点で交代。7回表は二番手石井が三者凡退に抑える。7回裏、大山がレフト線に二塁打を放ち、佐藤輝の空振り三振の後、前川がライト前タイムリーヒットを放つも、本塁のクロスプレーを高津監督がリクエスト申請。判定が覆り大山は憤死に。梅野は見逃し三振で追加点は取れず。8回表、三番手桐敷は代打増田にライト前ヒットを打たれて代走に並木。西川はショートへのフライに打ち取り、岩田幸のバントで並木は二進。サンタナを歩か制一二塁とされたが、村上宗をセンターフライに打ち取って切り抜けた。高梨は7回2失点で交代。8回裏、二番手丸山翔に対し1死から代打糸原が歩き、代走に植田。近本の打席で植田は二盗。近本のセンター返しの打球は丸山翔がグラブに当ててショートの長岡がバックアップして一塁アウトに。植田はその間に三進。中野は二塁へのゴロに倒れまたも追加点は取れず。9回表、クローザーのゲラは2死から山田哲を歩かせ代走に小森。代打川端のライト前ヒットと代打中村への四球で2死満塁とされたが、代打沢井を空振り三振に取り何とか逃げ切った。ゲラは13セーブ。ヒーローインタビューは8勝目をあげたビーズリー、同点ホームランの佐藤輝と決勝ホームランの前川。ジャイアンツとカープも勝ったため、ゲーム差は変わらず。
◎スワローズ24回戦……3-0
 タイガース大竹、スワローズ小川泰の投手戦。1回表、長岡にセンター前ヒットを打たれ、岩田幸のバントで二進。サンタナを歩かせて地二塁とした後、村上宗は空振り三振に。オスナを歩かせ満塁とされ、増田のレフトオーバーの打球を前川がフェンスに貼りつき好捕し、先取点は与えず。2回表、1死から中村にセンター前ヒットを打たれ、小川泰のバントで二進。しかしここは長岡を二塁ゴロに打ち取る。3回裏、大竹と近本の連打で一二塁としたが、中野、森下、大山は連続でレフトフライに倒れて先取点は取れず。4回表、増田を空振り三振に取るも、山田哲にレフト前ヒットを打たれる。それでも中村と小川泰を連続見逃し三振に取って切り抜ける。5回表、2死からサンタナと村上宗を歩かせるもオスナを空振り三振に取る。5回裏、木浪がレフト前ヒットで出るが、大竹はスリーバント失敗。近本のレフト前ヒットで一二塁としたが、中野はショートゴロ併殺。6回裏、森下がセンター前ヒットで出ると、大山もセンター前に落ちるヒットで続き、ここで小川泰は降板。二番手は田口。佐藤輝のショートへの内野安打で満塁とし、前川のセンター犠牲フライで先制。坂本のレフト前に落ちる当たりはサンタナが三塁に送球してレフトゴロを狙うも村上宗が落球して満塁に。木浪はショートへのライナーに倒れる。ここで代打渡邉を送ると、田口に代わり三番手木澤がマウンドに。渡邉の打席で中村が捕逸し大山が生還して2点差に。渡邉は空振り三振。大竹は6回無失点で交代。7回表、二番手桐敷は代打松本直にセンター前ヒットを打たれるが、長岡の三塁ゴロで二封。岩田幸も三塁ゴロで二封。サンタナの打席で岩田幸が二盗。しかしサンタナをショートゴロに打ち取り切り抜ける。7回表、四番手原から近本がセンター前ヒットを放つと、中野との間でヒットエンドラン中野は三塁ゴロに倒れたが、近本は二進。森下のセンター前タイムリーヒットで3点差とする。大山のライト頭上への当たりは増田がフェンスに貼りつき好捕。岡田監督がリクエスト申請をしたが判定は覆らず。佐藤輝はレフトフライに倒れる。8回表、三番手ゲラは村上宗、オスナ、代打宮本を三者凡退に打ち取る。9回表、クローザーの岩崎は2死から代打西川に二塁への内野安打を打たれるも、長岡を空振り三振に取って逃げ切り22セーブ。ヒーローインタビューは中継ぎで好投のゲラ、10勝目をあげた大竹、初回の美技と決勝の犠牲フライを放った前川。ジャイアンツも勝ったため、ゲーム差は変わらず。カープが敗れ、3位との差は開いた。

愛すれどTigers週間MVP
投手……青柳晃洋 長い二軍調整から久々に昇格し、今季2勝目。7連戦の初戦をとれたというところに大きな意義があった。一度登録抹消となったが、優勝争いには実績豊富な青柳の力はますます必要になってくる。次のチャンスにもきっと好投をしてくれることだろう。
野手……前川右京 六番打者に固定され、守備面でも長足の進歩。ここぞというときの思い切りのいいバッティングを続けていけば、残り試合でも活躍してくれるという期待大である。

 次節はバンテリンドームでドラゴンズ最終戦。1日置いて横浜スタジアムでベイスターズ2連戦。移動日なしで甲子園に戻りジャイアンツとの最終2連戦の5試合。特に今季てこずっているベイスターズ戦は落とせない試合。ここで失速しなければ、甲子園でのジャイアンツ戦で首位に立つことも可能。順位はジャイアンツの勝敗次第という事になるけれど、勝ち続ければ追われるジャイアンツの若手たちにプレッシャーをかけることができ、昨シーズン、CS、日本シリーズと修羅場をくぐってきた経験がものを言うだろう。とにかく1試合ずつ勝ちを積み重ねていくしかない。

 秋山拓巳投手が引退を表明。この2年は一軍で結果が出ていなかったから仕方ないが、特に矢野監督時代にはローテーション投手として抜群のコントロールを誇っていた。その振りかぶる力強いフォームとともに、タイガース一筋15年で通算49勝を積み重ねてきた。あと1勝、勝たせてやりたかったなあ。今はただお疲れさんの一言のみ。

(2024年9月17日記)


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